関節痛
関節痛とは?|久喜中央接骨院
関節痛とは、膝や肘、股関節、肩などの関節に痛みを感じる症状の総称です。関節は、骨と骨のつなぎ目にあり、スムーズに動かすための軟骨や滑液(関節液)がクッションの役割を果たしています。
しかし、加齢や過度な運動、生活習慣の影響で軟骨がすり減ったり、炎症を起こしたりすることで関節痛が発生します。
関節の痛みは軽い違和感から始まり、階段の昇り降りや歩行時に強い痛みを感じるようになり、重症化すると動くこと自体が困難になる場合もあります。特に、膝や股関節、肩の痛みは日常生活に大きな影響を与えるため、早めの対策が必要です。
関節痛の主な症状|久喜中央接骨院
✅ 関節がこわばり、スムーズに動かせない
✅ 関節の曲げ伸ばしがしづらい
✅ 膝が痛くて正座や階段の昇降がつらい
✅ 関節の内側や外側に腫れや熱感がある
✅ 太ももの筋肉が細くなり、膝や股関節の負担が増す
✅ 朝起きたときに関節が硬く感じるが、動かしていると楽になる
✅ 長時間同じ姿勢でいると関節が痛くなる
✅ 手指の関節が腫れて、物をつかみにくい
これらの症状が続く場合は、早めに専門機関で診察を受けることが大切です。
関節痛の主な原因|久喜中央接骨院
関節痛の原因はさまざまですが、主に加齢や過度な負担、炎症が関係しています。
1. 加齢による関節の変化
年齢とともに関節の軟骨がすり減り、クッション機能が低下します。特に50歳以上の女性に多い変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで痛みが発生します。
2. 使いすぎや運動不足
・過度な運動(スポーツ・仕事による負担) → 膝や股関節に炎症が起きやすい
・運動不足 → 筋力が低下し、関節にかかる負担が増加
筋力が弱いと関節をしっかり支えることができず、痛みが発生しやすくなります。
3. 体重の増加(肥満)
体重が増えると、膝や股関節にかかる負担が増大し、軟骨のすり減りが加速します。体重を1kg減らすだけで、膝への負担は3~5kg減ると言われています。
4. 姿勢の悪さや関節のゆがみ
・骨盤のゆがみ → 股関節や膝に負担がかかる
・O脚・X脚 → 膝の軟骨が不均等にすり減る
・猫背やストレートネック → 肩や首の関節に負担がかかり、痛みが発生
5. 冷えによる血流不足
冷え性の人は血流が悪くなり、関節や筋肉が硬くなりやすいです。血行不良によって関節の栄養供給が滞り、痛みが起こりやすくなります。
6. 炎症性の関節疾患
・関節リウマチ → 免疫異常による炎症が関節を破壊する
・痛風 → 尿酸が関節にたまり、強い炎症と痛みを引き起こす
・感染性関節炎 → 細菌やウイルスの感染により関節が炎症を起こす
●●|久喜中央接骨院
関節痛を引き起こしやすい病気
1.変形性膝関節症(加齢による膝の軟骨のすり減り)
2.関節リウマチ(自己免疫の異常による炎症)
3.痛風(尿酸の蓄積による関節炎)
4.五十肩(肩関節周囲炎)(肩の関節の炎症)
5.肘部管症候群(肘の神経圧迫によるしびれと痛み)
6.ランナー膝(スポーツで膝の外側が痛くなる症状)
関節の痛みが長引く場合は、これらの病気の可能性も考えられます。
関節痛の予防・改善方法
関節痛を予防・改善するには、日常生活での工夫が重要です。
1. 適度な運動
・ウォーキングや軽いストレッチで筋肉を強化し、関節の負担を減らす
・膝や股関節のストレッチで関節周囲の筋肉を柔らかくする
・水中ウォーキング(水の浮力で関節への負担を軽減)
2. 体重管理
肥満は関節に負担をかけるため、適正体重をキープすることが大切です。食生活の改善と適度な運動で無理なく体重を管理しましょう。
3. 関節を冷やさない
・温かいお風呂にゆっくり浸かる(38~40℃程度のお湯に10~15分)
・膝や腰、足首を冷やさないように防寒対策をする(レッグウォーマー・サポーターの活用)
・冷たい飲み物を控え、温かい飲み物を摂る
4. 正しい姿勢を意識する
・デスクワーク時は背筋を伸ばす
・猫背やO脚・X脚にならないよう注意する
・立ち仕事や長時間の座り作業の合間にストレッチをする
5. 食生活の改善
関節の健康を守るために、以下の栄養素を意識的に摂取しましょう。
・コラーゲン(軟骨の主成分)→ 鶏肉・魚・ゼラチン
・グルコサミン・コンドロイチン(関節の弾力を保つ)→ エビ・カニ・山芋
・カルシウム(骨を丈夫にする)→ 牛乳・小魚・チーズ
・ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)→ きのこ類・サーモン
・オメガ3脂肪酸(炎症を抑える)→ 青魚(サバ・イワシ)
まとめ
✅ 関節痛は、加齢・運動不足・体重増加・冷え・炎症などが原因で発生する
✅ 膝や股関節、肩の痛みは日常生活に大きな影響を与えるため、早めの対策が重要
✅ 適度な運動、体重管理、関節の保温、正しい姿勢、栄養管理が予防と改善のポイント
✅ 痛みが続く場合は、関節の病気(変形性膝関節症・関節リウマチなど)の可能性もあるため、専門の医療機関で診断を受けることが大切
関節を健康に保つために、日頃からケアを意識し、痛みがひどくなる前に対策をしましょう!