腰痛｜久喜市・久喜中央・久喜駅　久喜中央接骨院

腰痛は日本人の約70％が悩んでいるとも言われ、男性の1位、女性の2位の自覚症状として挙げられる「国民病」といっても過言ではありません。

実際に、日本人の約8割が生涯において一度は腰痛を経験するとされており、現代社会において大きな問題となっています。

しかし、一口に腰痛といってもその原因や症状は多岐にわたり、適切な対処をしないと慢性化や再発のリスクが高まります。そこで、腰痛の原因や種類、治療法について詳しく解説します。

腰痛は大きく分けて、筋肉の問題・骨格の問題・神経の問題・内臓の影響など、さまざまな要因によって引き起こされます。中でも特に多い原因を紹介します。

1. 筋肉の緊張・柔軟性の低下

✅ 長時間のデスクワークや立ち仕事、家事、スポーツ、育児などで同じ姿勢を続ける
✅ 筋肉疲労の蓄積によって、筋肉が硬くなり血流が悪化（筋肉のこり）
✅ 血行不良による老廃物の蓄積 → さらに筋肉が硬くなり、痛みが増す悪循環

このように、筋肉の柔軟性が低下すると、日常動作の中で無理な伸び縮みが起こり、痛みを感じるようになります。特に「筋筋膜性腰痛」と呼ばれるタイプは、筋肉や筋膜の緊張が原因となり、広範囲に痛みが発生しやすいのが特徴です。

2. 骨盤・背骨の歪み

✅ 左右の骨盤の高さが違う
✅ 骨盤が前傾（前に倒れる）している
✅ 反り腰（腰椎前湾）が強い

骨盤や背骨は体の中心にあり、これが歪むと周囲の筋肉が無理に引っ張られ、痛みを引き起こします。また、歪みが進行すると、腰だけでなくお尻や太ももの裏側、下半身にも痛みが広がることがあります。

3. インナーマッスルの低下

✅ 骨盤や背骨を支える深層筋（インナーマッスル）が衰えると、腰の負担が増加
✅ 姿勢の維持が難しくなり、不良姿勢が慢性化
✅ 結果的に腰痛の発生や再発リスクが高まる

特に加齢や運動不足が原因でインナーマッスルが弱まると、腰への負担が増え、痛みが生じやすくなります。腰痛の改善・予防にはインナーマッスルの強化が不可欠です。

4. 神経の圧迫

✅ 腰椎椎間板ヘルニア（椎間板が飛び出して神経を圧迫）
✅ 脊柱管狭窄症（加齢などによって神経の通り道が狭くなる）
✅ 腰椎分離症・すべり症（腰椎がずれ、神経を圧迫する）

これらの症状が進行すると、腰の痛みに加えて「しびれ」や「歩行困難」といった神経症状が出ることがあり、早めの施術が必要です。

5. 内臓疾患やストレスによる影響

✅ 腎臓・腸・子宮・卵巣などの疾患が腰痛として現れることがある
✅ 癌の骨転移が腰痛の原因になることも（※早期受診が必要）
✅ ストレスが原因で血流が悪くなり、筋肉が緊張し腰痛を引き起こす

一般的な腰痛とは異なり、安静にしても痛みが治まらない、発熱を伴う、体重が減少するなどの症状がある場合は、早めに病院で検査を受けることが重要です。

腰痛は原因ごとに異なる種類があり、それぞれの特徴を理解することが大切です。

腰痛を改善するためには、適切な施術と日常生活の見直しが不可欠です。

1. 正しい姿勢を意識する

✅ デスクワークやスマホを見るときに猫背にならないよう注意
✅ 長時間同じ姿勢を続けない（1時間に1回はストレッチや軽い体操をする）

2. 筋肉の柔軟性を保つ

✅ ストレッチや温める習慣をつけ、血流を促進
✅ 適度な運動（ウォーキング・ヨガなど）で腰周りの筋肉をほぐす

3. インナーマッスルを鍛える

✅ 腹筋や背筋のトレーニングを行い、腰への負担を軽減
✅ 体幹トレーニング（プランクなど）を取り入れると効果的

4. 骨盤・背骨の歪みを整える

✅ 整体・接骨院での調整が有効
✅ 日常的に正しい姿勢を意識し、足を組む・片側に重心をかける癖を直す

5. 生活習慣の見直し

✅ 寝具を適切なものに変える（腰に優しいマットレスを使用）
✅ ストレスを溜めない生活を心がける

まとめ

✅ 腰痛は「筋肉」「骨格」「神経」「内臓」「ストレス」など多くの原因がある

✅ 多くの場合、筋肉の緊張や骨盤・背骨の歪みが関係している

✅ インナーマッスルの低下が腰痛を悪化させる

✅ 適切な施術と予防策を取ることで腰痛は改善・再発予防が可能

「腰痛を繰り返す」「長年改善しない」「しびれや歩行困難がある」 という方は、一度専門の施術を受けてみることをおすすめします！