反り腰
反り腰とは?|久喜中央接骨院
反り腰とは、骨盤が正常な位置よりも前に傾き、腰が極端に反ってしまっている状態を指します。
この姿勢は、腰への負担が大きくなるため、慢性的な腰痛や体型の崩れ、内臓機能の低下などを引き起こす原因になります。
特にデスクワークや立ち仕事が多い人、妊娠・出産を経験した女性、ヒールをよく履く人などに多く見られます。
反り腰のセルフチェック|久喜中央接骨院
自分が反り腰かどうかを簡単にチェックする方法を2つ紹介します。
✅ 壁を使ったチェック方法
1.頭・肩・お尻を壁につけて立つ
2.壁と腰の隙間に手を入れる
➡ 手のひら一枚分なら正常
➡ それ以上の隙間がある場合、反り腰の可能性が高い
✅ 仰向けチェック方法
1.仰向けに寝て、床と腰の隙間に手を入れる
2.手がスムーズに通る場合、反り腰の可能性大
3.仰向けで腰が痛く、膝を立てると楽になる人も反り腰の可能性あり
反り腰の原因|久喜中央接骨院
🔹 筋肉のバランスの崩れ
・腹筋やお尻の筋肉が弱く、腰の筋肉が過度に緊張している
・太ももの前側(大腿四頭筋)が硬く、腰を引っ張ってしまう
🔹 生活習慣の影響
・長時間のデスクワークや立ち仕事で腰に負担がかかる
・妊娠・出産による骨盤の前傾
・ヒールを履く習慣がある(重心が前に傾き、腰が反る)
・運動不足による筋力低下
🔹 姿勢の悪さ
・猫背の人がバランスを取るために腰を反らせる
・スマホやPCの使用で、前のめりになり反り腰になる
反り腰が原因で起こる症状|久喜中央接骨院
✅ 慢性的な腰痛(腰に負担が集中するため)
✅ お腹がぽっこり出る(内臓が下垂するため)
✅ 太ももが太くなる(骨盤の歪みで負担が太ももに集中)
✅ お尻が垂れる(骨盤の傾きによりお尻の筋肉が使われにくくなる)
✅ 股関節痛・膝痛(骨盤の歪みによる影響)
✅ ぎっくり腰のリスクが高まる
✅ 姿勢の悪化によるスタイルの崩れ
✅ 便秘や内臓機能の低下(内臓の位置がずれ、働きが悪くなる)
反り腰を改善するためにできること
反り腰は、日常生活の習慣や筋肉バランスが関係しているため、正しい姿勢を意識し、適切なストレッチや運動を行うことが重要です。
① 正しい姿勢を意識する
・座るときは背筋を伸ばし、腰を過度に反らせないように意識する
・長時間のデスクワークでは定期的に立ち上がって体をほぐす
・スマホを見るときは、首を前に出しすぎず、目線の高さを調整する
② 反り腰改善ストレッチ
🔹 キャット&ドッグストレッチ
(四つん這いになり、背中を丸めたり、反ったりする運動)
🔹 ハムストリングスのストレッチ
(太もも裏を伸ばすことで骨盤の前傾を防ぐ)
🔹 腸腰筋のストレッチ
(腰を反らせる原因となる股関節周りの筋肉をほぐす)
③ 反り腰改善エクササイズ
🔹 ドローイン(腹筋を鍛える)
(仰向けで膝を立て、息を吸ってお腹を膨らませ、吐きながらお腹を凹ませる)
🔹 ヒップリフト(お尻を鍛える)
(仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げる運動)
反り腰を放置するとどうなる?
☑ 腰痛が悪化し、ぎっくり腰になりやすくなる
☑ スポーツや日常動作のパフォーマンスが低下する
☑ スタイルが崩れ、太りやすくなる
☑ 代謝が低下し、便秘や胃下垂などの内臓トラブルが起こる
反り腰が改善すると?
✅ 腰痛が軽減し、体の負担が減る
✅ 太ももやお尻の引き締め効果が期待できる
✅ 姿勢が整い、見た目のスタイルが良くなる
✅ 内臓の位置が正常になり、代謝が上がる
まとめ
🔹 反り腰は、骨盤が前傾して腰が過度に反った状態のこと
🔹 主な原因は、筋肉のバランスの崩れ・姿勢の悪さ・生活習慣の影響
🔹 放置すると腰痛やスタイルの崩れ、内臓機能低下などにつながる
🔹 ストレッチやエクササイズで改善可能
🔹 日常の姿勢を意識し、正しい体の使い方を身につけることが重要
「ただの姿勢のクセ」と放置せず、早めの対策を心がけましょう!