寝違え｜久喜市・久喜中央・久喜駅　久喜中央接骨院

寝違えとは、朝起きたときに首や肩に痛みやこわばりを感じ、動かしにくくなる症状のことを指します。日常的に発生しやすく、首の捻挫や筋肉の損傷、炎症、神経の圧迫などが原因と考えられています。

「ただの寝違え」と軽視されがちですが、適切な対処をしないと痛みが長引いたり、再発を繰り返したりすることもあります。

✅ 首や肩に鋭い痛みがある（特に首を動かしたとき）

✅ 首が一方向に動かせない（痛みのある側に向けない）

✅ 首や肩がこわばる（動きがスムーズでない）

✅ 痛みが肩甲骨や背中まで広がることがある

✅ 強い痛みで寝返りが打てない、起き上がるのがつらい

寝違えの症状は軽度から重度までさまざまで、ひどい場合は日常生活にも影響を及ぼします。

寝違えの原因は大きく分けて「外的要因」と「身体の内部的な要因」に分類されます。

① 外的要因（寝る姿勢や環境の影響）

・寝具が合わない（枕が高すぎる・低すぎる）
・長時間の不自然な寝姿勢（ソファや床での就寝）
・お酒を飲みすぎて深い眠りに入り、寝返りが減る
・エアコンの冷えによる血行不良

② 身体の内部的な要因（筋肉の緊張・炎症）

・首や肩、背中の筋肉の柔軟性の低下
・慢性的な肩こり・首こり
・運動不足による血流の悪化
・疲労やストレスの蓄積
・長時間のスマホ・パソコン使用による姿勢の悪化（ストレートネック）

特に「スマホ首」とも呼ばれるストレートネックは、首の負担を増加させるため、寝違えを繰り返す原因にもなります。

寝違えたときに、適切な対応をすることで症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。

【寝違えた直後の対処法】

✅ ① 首を冷やす（※炎症がある場合）
　痛みが強い場合は冷たいタオルや氷を10～15分程度当てて炎症を抑えましょう。
✅ ② 温めない（お風呂・マッサージはNG）
　炎症がある初期段階では、温めると痛みが悪化することがあるので注意。
✅ ③ 無理に動かさず安静にする
　「動かしてほぐそう」と無理に首を回すと、炎症が悪化する恐れがあります。

【痛みが落ち着いてきたら】

✅ ① 温めて血流を促進する（痛みが軽減してきたら、ホットタオルなどで温める）
✅ ② 軽くストレッチや体操を行う（無理のない範囲で首・肩をほぐす）
✅ ③ 正しい姿勢を意識する（猫背を改善し、首への負担を軽減）

寝違えを繰り返さないための予防策

✅ 枕の高さを調整する
　・理想的な枕の高さは首の自然なカーブを保てるもの（首と枕の間に隙間がない状態）

✅ 寝る姿勢を意識する
　・仰向け・横向きで寝る（うつ伏せ寝は首に負担がかかる）
　・長時間同じ姿勢で寝ないよう、適度に寝返りを打つ

✅ ストレッチや運動で筋肉を柔らかくする
　・肩甲骨を回す、首を前後左右に軽く倒すストレッチを習慣化
　・デスクワーク中は30分ごとに姿勢を変える、軽い運動を挟む

✅ スマホ・PCの使用を見直す
　・長時間のスマホやパソコン作業は避け、目線の高さを調整して首への負担を軽減

✅ 疲労・ストレスをためない
　・お風呂でリラックス、適度な運動、ストレッチなどで日頃から体をほぐす

寝違えの注意点：病院に行くべきケース

✅ 1週間以上痛みが続く

✅ 腕や手にしびれを感じる

✅ 首を動かせないほどの激痛がある

✅ 発熱を伴う場合

これらの症状がある場合は、単なる寝違えではなく頚椎ヘルニア、頚椎症、神経の圧迫などの可能性があるため、早めに専門医を受診しましょう。

まとめ

✅ 寝違えは、寝る姿勢や筋肉の柔軟性低下が原因で発生する。

✅ 無理に動かさず、炎症がある場合は冷やし、痛みが和らいだら温める。

✅ ストレッチや枕の調整で予防できる。

✅ 繰り返す場合は、首や肩の根本的な問題を改善する必要がある。

✅ しびれや激痛がある場合は、早めに病院を受診する。

寝違えは放っておくと慢性的な肩こりや首の痛みにつながることもあります。正しい対処と予防を意識し、快適な生活を送りましょう！

Q.寝違えはなぜ起こるのですか？

A.不自然な姿勢で寝たり、首や肩を冷やしたりすることで、筋肉に過度な負担がかかり、炎症や軽い損傷が起きるためです。

Q.すぐに治りますか？

A.軽度であれば数日で自然に回復することもありますが、無理に動かすと悪化する可能性があります。久喜中央接骨院（整骨院）では、炎症を抑えるための適切な処置を行い、早期回復を目指します。

Q.自宅でできる対処法はありますか？

A.痛みがあるときは患部を冷やし、無理に動かさないように安静にすることが重要です。痛みが和らいできたら、少しずつ首を動かすと良いでしょう。

Q.治療はどのようなことをしますか？

A.炎症を抑える物理療法（電気治療など）や、硬くなった筋肉を優しくほぐす施術を行います。無理に首を動かさず、痛みを和らげることを優先します。

Q.癖にならないための予防法はありますか？

A.寝具を見直すことや、普段から首や肩周りのストレッチを行うことが大切です。当院では、再発を防ぐための姿勢指導も行っています。