ストレートネック
ストレートネックとは?|久喜中央接骨院
ストレートネックとは、本来緩やかなカーブ(前弯)を描いている首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまった状態を指します。正常な頸椎は30~40度の前弯があることで、頭の重さ(約5~8kg)を分散し、首や肩への負担を軽減しています。
しかし、ストレートネックになると、このカーブが失われ、首や肩に直接大きな負荷がかかるため、様々な不調を引き起こす原因になります。
ストレートネックの主な原因|久喜中央接骨院
ストレートネックは姿勢の崩れや生活習慣が大きく影響し、近年ではスマートフォンやパソコンの普及により、若年層にも増えています。
✅ 長時間のスマホ・パソコン作業(猫背姿勢での使用)
✅ デスクワークによる前傾姿勢の習慣化
✅ 運動不足による首・肩周囲の筋力低下
✅ 寝具(枕が高すぎる、合わないマットレス)
✅ コンタクトスポーツ(柔道・ラグビーなどの首への衝撃)
✅ 交通事故のむち打ちによる影響
ストレートネックのセルフチェック方法|久喜中央接骨院
壁に「かかと」「お尻」「肩甲骨」「肩」をつけて直立します。このとき、後頭部が壁につくかどうかを確認してください。
✅ 後頭部が壁につかない場合 → ストレートネックの可能性あり!
ストレートネックによる症状
ストレートネックが進行すると、首への負担が増え、全身の不調につながることがあります。
✅ 首や肩のこり・痛み(特に慢性的な痛みが続く)
✅ 頭痛・眼精疲労(視力低下、光に敏感になる)
✅ 腕や手のしびれ(神経圧迫による影響)
✅ 姿勢の悪化(猫背・巻き肩)
✅ 自律神経の乱れ(めまい・吐き気・倦怠感)
長期間放置すると、頸椎の一部が固まり、動きが悪くなることもあります。特に、第一頸椎(首の一番上の骨)が固まると、首全体の動きが制限されるため、早めの対策が重要です。
ストレートネックの予防・改善方法|久喜中央接骨院
ストレートネックは、日常生活の見直しで改善・予防が可能です。
1. 正しい姿勢を意識する
✅ スマホやパソコンの使用時は画面を目の高さにする
✅ 長時間のデスクワークでは1時間に1回は休憩・ストレッチを行う
✅ 椅子に深く座り、背筋を伸ばして座る
2. 首・肩のストレッチと運動
✅ 首のストレッチ(左右に倒す・回す・前後に伸ばす)
✅ 肩甲骨を動かすエクササイズ(肩回し・肩甲骨寄せ)
✅ インナーマッスルを鍛えるトレーニング(体幹強化で姿勢を改善)
3. 枕や寝具の見直し
✅ 高さが合わない枕は避け、首の自然なカーブを保てるものを選ぶ
✅ 仰向けで寝る習慣をつける(うつ伏せ寝はNG)
まとめ
✅ ストレートネックは、首の正常なカーブが失われ、まっすぐになった状態
✅ スマホ・PCの使用や悪い姿勢、運動不足が主な原因
✅ 首や肩のこり、頭痛、神経症状など様々な不調を引き起こす
✅ 正しい姿勢・ストレッチ・枕の見直しで予防・改善が可能
ストレートネックは放置すると慢性化し、全身の不調につながる可能性があります。日常の姿勢を意識し、早めのケアを行いましょう!